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小野 誠

3月19日、尾鷲のディープブルーさんへトンジギに行ってきました。2020.03.24掲載

今回の釣行は、ヘッドアンドテイルの古谷さんとお店のお客さん、スタジオオーシャンマークの大塚さん、ノースキャストの平中さん、美穂さんとご一緒させて頂きました。

前日にも乗船していた古谷さんは、20キロクラスのタネトンをキャッチ。同船したお客さんも10キロクラスを数本キャッチされたとの事。漁師さんも豊漁だったようで高活性でジグへの反応が良く明日も期待できるのではとの話であった。

この日は午後から風が強くなるとの予報で朝5時半に集合して準備をそこそこに早めの出船。

港から30分から1時間ほどの海域でビンチョウの反応を探します。

漁師さんがタコベイトの引っ張り漁で走りまわっているが、ヒットしている様子は無い。

船長が反応を見つけていよいよスタートとなった。

いつものランス200gでタネトンを狙ってフォール主体のアクションで上から40~100mを探る。

時おり船長から魚探への反応のあった水深のアナウンスがあり、そのレンジをジグが通過するようにラインカラーを見ながらバイトを待った。ドテラ流しにも関わらず、無風のうえに潮も緩い。真下に落としたジグを100m付近まで送り込み、40m付近まで探ってくる。何度やっても水中へ差し込むPEラインの角度は真下ばかりを探っている。

そこでジグを軽比重である錫製のSnランス170gに交換し、少しキャストして船からジグを遠ざけるようにして探るようにした。比重が軽いので鉛のように素早くジグは沈まない。100~40mのレンジを探るのに何度が落とし直しているうちに次第にPEラインの入射角度が付いてくる。こうすれば狙いのレンジを斜めにトレースできる。軽比重のために手返しは悪くなるものの、船の真下だけではなく  斜めに探る事で広範囲をカバーしてヒットチャンスを増やす作戦だ。斜めに探るといっても45度程度までが理想で、それ以上角度が大きくなると狙いの水深にジグを送り込んで最適なアクションを伝える事は難しくなってくる。入射角度45度の状態で、目的のレンジにジグを送り込むためには、ラインの放出量は1.4倍  (正確には、×ルート2)、と覚えておくと良い。つまり45度で100mのレンジなら、ラインは140m出さないと探れないという事だ。

無風無潮のまま、時間だけが過ぎていく。早朝から付近を探っていた漁師さん達の船も昨日と違い状況が悪いのか釣れていない様子。古谷さんが僕の釣り座である船尾まで来て、ジギングでの誘い方について説明を求められた。古谷さんは普  段はビンチョウでもキハダでもキャスティングで狙う事が多く、ジギングの場合  でもスピニングタックルで、僕のスタイルとは違う。ナブラ狙いのキャスティングで50キロ以上のキハダをこれまで何本も釣っている凄いアングラーだ。

トンジギの説明としては前述の狙いのレンジを探るためには入射角度とラインの  放出量に気を付ける事と、大型を狙うにはジグのテールにもフックを付けて  フォール主体の誘いを意識する事が大切である事、また、フォール主体と言っても100mからスタートして40mまでスローなフォールの誘いで単調に上げて来る  のではなく、時折10~25m程度のハイピッチを混ぜて効率よく広いレンジを探る事が大切とお伝えした。フォールも1m程度のフォール幅ではなく、時々腕を伸ばしてロッドを高く振り上げた後、リールを巻かずに水中に吸い込まれていくラインを見ながら腕を下ろしていく。最後にラインに追従して腕を水面の方へ伸ばしせば4~5mのロングフォールが可能だ。キハダも同様だが大型のマグロはこのロングフォールで反応する事が非常に多いと感じている。ハイピッチでの素早いレンジの移動でアピールして、興味を示してジグを追ったマグロが、その後のフォールで喰うイメージで探ると良いだろう。

そんな話を船尾で古谷さんとしながらジャークを繰り返していると何と90mのレンジでヒット。あまりの奇跡的な出来事に自分でも驚いた。まさしくフォール中にジグをひったくるバイトであり、僕自身は次のジャークに移る瞬間だったので  ジャークがアワセになった格好だった。最初のひとっ走りは20m程度、その後  10m程度走った。後は難なく浮いてきたものの、船べりで突然走り出す事も多いので気が抜けない。いつでもドラグを緩められるようにレバードラグの位置を確認した。そんな心配をよそに船べりでの抵抗も無くネットイン。愛用のブルーヘブンがタネトンにプレッシャーをかけ続けてくれた。30キロ以上の大型に川口船長や同船の皆さんと喜びを分かち合った。

僕の1匹をきっかけに気合が入り、皆さんの集中力も上がった。魚探への反応は 60~90mの深めのレンジが多いが、大塚さんに数度のアタリはあったもののヒットは続かない。正午を境に曇り空となり、あれほど求めていた風がようやく船を 押して流され始めた。広く探れるチャンスと捉えて気合を入れ直すが、Snランスではラインが流されすぎてしまう状況となり、鉛のランス250gにチェンジする。  Snランスの軽い引き抵抗に慣れた腕に、鉛と風の負担が増した。体力的にも250g のジグをジャークし続けるのは疲れる。特にハイピッチスタイルのスピニングタックルで巻き上げジャークだけの操作ならアングラーへの負担は大きいだろう。10キロ以下の小型のビンチョウは他のマグロと同様に巻き上げのジャークによく反応するので数釣りが楽しめる。しかしながら大型になると巻き上げの  ジャークでは反応してくれる事は少ない。強風で250g以上の大型のジグを使う状況の時こそテールフックを付けてフォール主体の誘いで体力を温存しつつ、  20キロ以上のタネトンを狙ってみるのもトンジギを継続する一つの手法ではないだろうか。

結局のところこの日は僕の1本で終わってしまったが、皆さんも最後まで一生懸  命ロッドを振り続けていた。トンジギで一番大切な事は折れない気持ちだと思っている。同船のアングラーにヒットが無く、自分にもアタリが無い時間が長く続くと休んでしまいがちだが、きっとチャンスが回ってくると信じてやり続ける事  が大切だ。今シーズンもまだまだチャンスがあると思うので是非皆さんも夢のタネトンサイズを狙ってチャレンジしてほしいと思う。

お問い合わせご予約は尾鷲のディープブルー川口船長まで
https://owase-deepblue.com/

昨年2018年に撮影した動画ですが参考まで
https://www.youtube.com/watch?v=fbBPyRXtib0

タックル
ロッド:シャウト! セデュースSPJライダー
リール:スタジオオーシャンマーク ブルーヘブンL50Hi
ライン:YGKよつあみ オッズポート 3号
リーダー:YGKよつあみ ガリスFCアブソーバー60lb
ジグ: Snランス140g170gZG、RGPZ、IS 、ランス200g RGPZ 、BH など
アシストフック:TCツインスパーク3cm  フロント、リア共に2/0

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